LAST DANCE

2003年4月23日
昨日の人とは別の、近所に住んでいる同級生に、本屋で会った。
昔、恋心を抱いた事も在るけれど、結局踏み出せずに終わりかけてしまった。
けれどやはり、心の何処かには彼に対する特別な感情を持ち合わせている事は、
変え様のない事実な訳で。

今日少し踏み出せた私は、本屋から出ようとした彼の後を追って、メールアドレスを聞いた。
約1ヶ月ぶりに話す。

昨日の人に対する気持ちは、半分が憧れであるのと同じく、
彼に対する気持ちの半分は、友人でありたいと云う願望なのかもしれない。

それでも恋に似た感情を抱くこの人間関係は、複雑且つ、難しくて、
泣きたくなる。

高校でも、第一志望に行きたかったと言う思いがまだ吹っ切れていなくて、
一人になった更衣室で、不覚にも泣いてしまった。

なんで私は、これからの3年間を無駄に過ごさなければならないのだろう。
何故、本当にやりたい事を見つけたのに、何も出来ないのだろう。

それだけがどうしても悔しい。

私はなんて無力なんだ。

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