を観ました。
主人公達の元が昔好きだった小説ばかりだったので、
凄い楽しんできました。

でも今の子供って海底2万マイルとか知らないらしい。
トム・ソーヤならまだしも、
ドリアン・グレイの肖像画とか絶対知らないんだろうな。

小学校の頃、図書館でボロボロになった透明人間とか、
海底2万マイルを読むのが、凄い好きだった。
シャーロックホームズもほぼ全部読んだし、アルセーヌルパンや、
長靴下のピッピに、ソフィーの世界とかを貪る様に読んだ。
集中し過ぎて、いつの間にか休み時間が終っていたのに気付かずに、
ずーっと1人で図書室で本を読んでいて、
クラスで捜索隊が出された事もあった。
小学校の図書室は、凄い大きかった上、椅子に座って読むのが嫌いだった私は、
本棚の陰に座って読んでたし。
図書室は校舎の一番端にあった上、日が全然当たらないので、
冬は有得なく寒かった。
大抵冬に図書室にくる人って大体決まってて、
一つしかないストーブの回りに8人くらいでたまって、
馬鹿話しを毎日してた時期もあった。
学年もまちまちで、まじめっ子も不良に近かった子も、
男子も女子もごっちゃ混ぜで。
しかも話してた内容が、深夜番組(その時はまだトゥナイトだったと思う)
の話しや、学校に持ってくるのを禁止されてた、
ジャンプやマガジンの週刊誌を読み回したり。
このとき、マサルさんをアニメでやってて、1週間ずっとマサルさん話してた時もあった。
今の私と根本的に全然変わってないのが笑える。
話し戻して、
本の中には本当にボロボロになっていて、ページが抜けてるのもあったと思う。
回りがかいけつゾロリや、わかったさんやブラックジャックを読んでいた読書の時間に、
小学校低学年でジキル博士とハイド氏を読んでいた私は、既に異色だったと思う。
だけれど、私が小学校を卒業すると同時に、
図書室の改装が行われて、古い本や、誰も読まない本、と言う事で、
それらの大半が捨てられてしまった。
それが凄い悲しかったのを今でも覚えている。

今日は久しぶりにトム・ソーヤでも読みたいな。

それに今度は飛ぶ教室が映画化されるらしいので、凄い楽しみ。

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