あたし流渋谷論。

2004年1月8日
新しいものと古いものが融合したものがとても好きです。
オレンジと白のコントラストとか、
赤と白のコントラストとか、茶色でダイアル式のテレビとか。
神田、神保町の古本屋街とか、現代的なビルに埋もれつつも、
埃被った本が犇めき合ってる様子なんて、凄く好き。

話しが飛びますが、今日は昭和歌謡大全集を観て来ました。
レトロな格好で恋の季節を歌う、松田龍平の姿が、
ミスマッチな筈なのに何処かで融合していて、
自分の感性を擽ってなりませんでした。

こういうの、すっげー好き。

それが率直な感想。

あたし自身凄く、俗に芸術と呼ばれる物が好きで、
渋谷と云う街に、良く足を運ぶんです。
作品展や、舞台、映画を観る為だったり、
新しい洋服や、雑貨を探しに行ったりだとか。

渋谷は危ない街と云う印象ばかりもたれているかもしれない。
だけれど一本道を曲がると、アンティークの雑貨屋や、
お洒落な飲食店なんかが犇めき合う、
とても素敵な場所なんです。

そこに自分を見失って飲み込まれて行く子をみると、
悲しくなる。

多分渋谷と云う街は、自分自身を持ちあわせていなければ、
ただの歓楽街に過ぎないのかもしれない。

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