なみだ

2007年8月26日
どっかで聞いた曲だなーと思ったら、彼氏の車に流れてる音楽だった。

空気は常に固まっていて、どちらもとにかく緊張していて。

一緒のお布団で寝てるのに、何一つどころか、触れることすらなく、ただ、「あなたがすきみたい」といったあなた。
惹かれてるのはしっていたから「私も」というあたし。
「つきあってくれる?」と少し間を空けて言うあなた。
ただ、何度もうなずくあたし。

彼氏のことは大好きなはず。
何より一番にあなたのことが頭に浮かぶよ。
でもね、愛されてないと人は愛を注ぐことって難しいの。

「会いたいな」
「眠い」
「電話していい?」
「眠い」

手もつながないその新鮮なドキドキに、彼氏はどんどん上書きされていく。
好きなのに。好きだったはずなのに。

悲しくて涙は溢れてくるのに。

もう嫌だ。
傷つかずにすべてうまく運ぼうなんて虫がよすぎるんだ。

ねえ、もう辛すぎるよ。

コメント