フジロックに三日間。

音楽と煙草とお酒の気持ちよさと楽しさに何度も涙がこぼれた。
生きてるっていう実感を貰った気がした。
でも、「生きる」という次元をもっと超えた先に足を踏み込んでいたようなトリップしている感覚。

大好きなプライマルのボビーが目の前で中性的に手を叩く姿に。
大好きなピアノをロックに叩くべンフォールズに。
vinesに。くるりに。それ以外にも流れてる多くの音楽に。

でもその時間を過ぎると色々なことで蓋をしていた自分の醜い感情が反動のようにあふれ出す。

去年の今頃に比べたら健康的だけれど。



あの夏からもうすぐ1年がたつ。
あたしにとっての大学1年生は色んなことがあって、結局何ひとつ変わってないことに愕然として、でも刺激があって。
でも今はあいつもいないし、ときめきもどこかへ。

あの街のあの坂の街にはもう一生行かないのかもしれない。
駅前の雑踏と踏み切り。ケーキやさんのキラキラ。映画館を越えて、激しい坂道を登って、入り口から階段を下ったあの3階の一番奥の部屋。ポスターと色が溢れるあの部屋。ごちゃごちゃとしてるけれど、凄く居心地がよくて、暑さと気だるさと、again&againが流れていて。

なんか今よりももっと違う感情に満ち溢れていて。
結局今は前と同じ虚無感に苛まされて。


前と同じ自分の一瞬の気分の高まりは結局のところ躁鬱のようで。


やんなる。

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